というわけで明日から旅行で、これから荷造りするところだ。
ちゃんと前日にしようとするところが成長の証。笑
予備用のちっちゃいPCとUSBにかつて自炊した本1000冊分くらいデータ入ってるんで、活字に飢える、ということはまずないのだけど、それでも旧世代の私、旅中どうしても紙の本が恋しくなることもあるかもしれない。いや、きっとあるでしょう。
というわけで、日本から大量に送った蔵書の中から、かさばらずリュックに何とか入りそうな文庫を中心に、旅行のお伴に持ってく本を10冊選んでみた。(結局選び切れずに13冊になっちゃったけど)
だから何、って感じなんだけど、一応記録に残しとこうかね。
『吉里吉里人 上・中・下』(井上ひさし)
一つくらいこってり長編を読もうかと。同じく三冊組の『死霊』(埴谷雄高)と迷ったけど、バス中とか飛行機中で、明らかにこっちのが読みやすそうだったから。
『卍』(谷崎潤一郎)
関西弁が恋しくなったときのために。てか、裏表紙見たらシンガポールの紀伊国屋の値札が貼られてる。めちゃ割高。かの地に住んでた10年前もそんだけ恋しかったんだなあ。
『ねじ式』(つげ義春)
マンガも一冊。
『夜想曲集』(カズオ・イシグロ)
短編集も一冊。細切れな時間にちょうどよいよね。
『何でも見てやろう』(小田実)
紀行本その1。30代になって、かつ旅の途上で20年ぶりに再読したとき、果たしてどのような感興を催すのであろうか。
『マレー蘭印紀行』(金子光晴)
紀行本その2。南米の旅で、久しぶりに東南アジアに浸るというのもなかなか乙かなと。
『悲しき熱帯 Ⅰ・Ⅱ』(クロード・レヴィ=ストロース)
紀行本(と言えるのか??)その3。文庫サイズではないけど、やはりこれは外せません。
<番外編>
上記で10冊なのですが、結局絞り切れずに持ってくことにしました。
『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』(カート・ヴォネガット・ジュニア)
癒しでしょ癒し。
『伝奇集』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)
久しぶりにアルゼンチン行くし、そこは敬意を表さねばなりません。
『賭博者』(フョードル・ドストエフスキー)
アルゼンチンにもチリにもカジノあるし。寄る機会あるかなあ。昨年マカオ以来の勝利目指すぜ!
では皆さん、ちと早いですがよいお年を。
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