『大家さんと僕』『ぼくのお父さん』に続いてこれもめっちゃ良かった。
認知症をこんなふうに描けるなんてほんま天才や。
原案からの漫画化を矢部太郎さんに依頼した編集者?もただ者ではないな。
有り難いことに両親は健在で、まだ経験せずにすんでるが、自分が先に死ぬというアクシデントが起こらない限り、これは近い将来、相当に高い確率で訪れる現実だ。
もちろん実際に介護にあたるとなれば綺麗ごとばかりではなく、大変なことも多々あるんだろう。
それでも、徐々に時間をかけて死ぬための準備ができて、続く世代その様をきちんと見せられて、そして当の本人は安らぎの中で逝けるという。
こんな幸せな終わり方が他にあろうか。
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