かつての芝居もどき仲間であり、かつてのフットサル仲間であり、今もたまの呑み仲間(ゴールデン街の行きつけの店が同じで、行くと大抵いるのだ)でもあるスズキさんの長編映画初監督作。
直接お声がけいただいたのでこれは行かねばともろもろ調整の上、夜の池袋へ向かったわけだが、そうでもしないと最近なかなか映画館で映画を見る機会ないよね。一体いつぶりであろうか。
映像と音声の処理の甘さはあるものの(失礼!)、全編芝居の稽古場のみで撮り切ったとことか、劇中劇の構成とか、ぽんぽん飛ばして適度に謎を謎のままに残しつつ想像掻き立てるとことか、最後はほっこり。良き哉。
少なくとも劇中で劇的な出来事は1ミリも起こらないけど、でも実際そういうもんよね。日常とはかくあるべし。
(あ、でもビンタシーンはあったか)
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