8月某日。衝撃のニュースが業界を駆け巡った。
ラブドールメーカーオリエント工業が事業終了 1977年創業の老舗
これは、、、行っとかなあかんやろ。
いつもの悪友Cとともに勇躍駆け付けたのであった。
初めて間近で見たり触ったりしたけど、これは凄い。精巧さが半端ないのである。
性、はもちろんのこと、医療分野への転用可能性も大いに広がる。
いずれもエッセンシャルな分野で、かつ他に並ぶもののない唯一無二性。
本邦が世界に誇るべき、文字通りのアートであろう。
アートの語源であるアルス(ars, ラテン語)は、治療行為も含めたより広範な人間の技術、技法全般を意味したのだ。
が、その孤高のアーティスト気質ゆえに、社長さんは廃業を決意したのだとか。
唐突な決断だったようで、熱心に商品を説明してくれた気のいい営業さんは、この先の身の振り方に悩んでいるようだった。
社長さん、そこはちょっと社員さんのことも考えたろうや(笑)
ご自身がそれを望むかどうかは別として、現代アートとの接続とか、ソーシャルセクターとの協働とか、いろいろできそうだけどなあ。
蓄積された膨大なナリッジはこのまま埋もれて消えていってしまうのだろうか。
残念や!
【11/18追記】
もう閉鎖されたのだろうか、と何の気なしに覗いてみたら、事業再開してた。
さすがや。つよい(笑)
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