是枝監督の『ワンダフルライフ』を再見した。
例によってリベルダーヂで買ってたのである。
「あなたの大切な思い出を一つだけ選んでください」
そこで選び再現された一番大切な記憶とともに、人は天国へと旅立っていく、らしい。
いやー、やっぱいい映画ですね。
こういう静謐で世界観のある映画が好きだ。
そして改めて見て私は、一本の作品を思い出した。
岩井俊二の『ゴーストスープ』である。(←ていうかすごい。日本の作品やのにWikiったら日本語版はなくて英語版だけあった)
こちらもテーマは、死者の交感と旅立ちの物語だ。
映画じゃなくテレビドラマだし、まだ彼がブレークする前だし、尺も短いし作りもチープだしで(ってボロカスやな)、多分全然メジャーな作品じゃないと思うけど、これもめちゃいい短編なのよ。
鈴木蘭々、若い!!
こういう作品たちのよくないところは、優れた作品であればあるほど、見終わった後にほっこりしちゃって刹那の幸福感で満たされてしまって、俗世に散らかりまくってる身の周りの出来事が、もうどうでもよく感じられちゃうことだ(笑)
これはあきまへん。
帰国を間近に控え、山ほどある提出書類とか手続きとか荷造りとか新居探しとか引っ越しとか…。ああ考えるだけで頭痛くなってきた。
にしても雨多いな毎日。いつまで雨季やねん。
いくらアマゾンといえ、もう5月やぞ!!!
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